世界中の子どもを整形手術で救うアメリカのNPO法人

『Little Baby Face Foundation』というニューヨークにあるボランティアの医師たちで運営されているNPO法人。生まれながらに身体に障がいや不具合があり、経済的に処置を施せない家庭環境の子どもたちに対し医療費の全面的な支援を含めた治療を施す団体です。

厳正な審議により手術は決定される

2002年に設立されて以来500人の子どもたちの手術を行いました。生まれつき顔に障がいがあり、学校でいじめを受けている子どもたちや人前に出られず引きこもりになってしまっているような子どもたちの親からの写真や手紙が毎日のように届きます。

ここでは、本当に必要なのかそれとも美容整形に当たるかなど厳正な審査を行い真に必要とされる子どもたちだけが施術を受けられます。審査のための会議は、ボランティアで参加している医師数十名が集まって行われます。

すべての施術は、子どもの現地には出向くことはありません。多くのスペシャリスがそろっており、手術環境が整っているニューヨークの施設で施術することでより高いレベルの治療が行えるという信念になっています。

施術が決定されると、付き添いの保護者の分も含めた旅費や滞在費など治療に関わる費用すべてをLBFFが負担します。

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エチオピアの少女の事例
首筋にできた腫瘍は、エチオピアでは治せないと医師に言われ、学校にも外出もできない生活を送っていました。LBFFがなんとか救いたいと、少女と両親をニューヨークまで呼び検査を行いました。結果、腫瘍は取り除くことが可能だったため、手術で綺麗さっぱりと取り去られました。
LITTLE BABY FOUNDATION LBFF3
温かなスタッフに感謝する少女
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必要な手術か美容整形かという議論は尽きないものがありますが、子どもたちの笑顔を取り戻すこの医師たちの存在は大きいものです。

SOURCE: LBFFWIKIPEDIA

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