【韓国】教師の虐待は数100年続く「教育的体罰」怖すぎる映像

韓国ではつい最近まで「愛のムチ」と称して教師が生徒を殴ったり蹴ったり棒でも叩いたりと、まるで虐待と言うべき体罰が教育の一環として行われてきました。

ネットで映像拡散から表面化

SNSで映像が公開されるなどで騒がれ始める最近まで続いていたという体罰は、見ると恐ろしく激しいものばかり。

隠し撮りをしたもの以外に、塾の講師が宿題をやってこなかった生徒に罰としてスクワットを40回強制しているシーンも。この塾の講師は自身の教育手法だと自慢げな様子。

母親へのインタビューでは、厳しくしてくれたおかげで成績が上がってきたと喜んでいるものもおり、成績さえ上がれば教師の体罰にも寛容な親もいる実態が伺えます。一時的な成績アップの裏に子どもの心が傷ついていることに気が付いていないようです。

竹刀のような棒で体罰をおこなう教師
korean school punishment hitting

授業中の居眠りの学生続出
Korean school punishment

韓国の学生は1日16時間勉強すると言われており、激しい受検戦争や周囲からのプレッシャーで自殺する若者も多く、この写真のような授業中の居眠りも無理がないという意見もあります。

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アメリカのニュースで放映された韓国の体罰の映像はこちら「Corporal punishment in south Korea(韓国の体罰)
映像は、2010年にアップされたものです。小学校の教師が生徒に襲いかかっているシーンから始まります。隠し撮りされたこの映像が公表された後、この教師も「愛のムチ」の意味で体罰を行っていたと認め、保護者が警察に通報したことで停職処分となったと説明しています。

紫色の服を着た教頭は、停職処分になった教師についての取材に対し、「子どもたちは家庭でしつけられていないために、自宅でも手に負えなくて親も困っているはず。教師が体罰を与えているように隠し撮りの映像が流れているが、間違って解釈されており、生徒は怪我をしたわけでもないので体罰ではない。家庭に代わって子どものしつけを教師が行っているのに、任せている保護者が教師を訴えるとは何事かと考える」という主旨のコメントをしています。

教室の緑色の黒板の前で竹刀を使って体罰を与えている教師は、見るとゾッとします。もし、ご自身のお子さんが当事者なら誰ひとり黙っていられないはず。この教師は韓国で初めて「体罰」で警察に逮捕された男だとのことです。

このフィルムに収められているのはごく一部であることは容易に想像がつくところです。韓国の体罰は数百年続くものだという話もあることを考えれば、そう簡単に一掃されるものではなさそうです。

日本でも同じようなことが起きている可能性は否めないものです。教師は職業という点での定着率はあまり高いものではなく、責任のある大変な職業です。教師が、子どもたちの将来の可能性を伸ばすために尽力できるような社会環境を整えることも必要なことかもしれません。

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