シアトルでもトランジェンダーのトイレをめぐり大規模デモ行進

シアトルの南東コロンビア市で、トランスジェンダーの生徒が学校のトイレの男女の選択を認めてほしいという要求を裁判所に提出され、大規模なデモ行進が行われた。

トランスジェンダーである13歳の少年、グレイソン・ケックくんは、教室が2階であるにもかかわらず学校側の要求で地下にある保健室のトイレを使うように言われているために日に何度も行き来しなければならない。

つい最近、ノースカロライナの学校において男女トイレの選択ができると決まったばかりであるが、ここコロンビア市では、反対勢力に立つ上院議員の理解を得るにはかなりのハードルが高いとみられている。

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反対議員の意見には、成人男性が若い女性をトイレで襲う危険性を懸念しているというものがある。弁護士の話では、サウスカロライナでは、トランスジェンダーの人がトイレの中で襲うという事故は一切ないと語った。

トランスジェンダーの女性は、運転免許証の写真を変更するまで化粧をすることを禁じられたというケースもあったという。

また、軍人を退官したある父親は、9歳になるトランスジェンダーの少女を持つ。ハロウインではプリンセスの衣装に身を包んだりしているが、安心してトイレが使えることを祈っている。

トランスジェンダーの人々の多くの証言により、今後、裁判所がどう動くのか見ものである。

Source: thestate

 

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