北九州では子ども食堂が盛んで、片親の子どもや食事をきちんと取れない家庭の子どもを支援する輪が以前から強い地域でしたが、今度は民間のカレーレストランが支援の手を差し伸べるという心温まるお話です。
100円で子どもたちにカレーを提供するカレー屋さんは、サンタクロース亭という名前のお店。もともとは300円のカレーだが、子どもたちが公園のお掃除や店内のお片づけを手伝うと200円のチケットがもらえるというシステムだ。
オーナーは、片親の保護者を支援したいという思いもあり、店内で働くスタッフの多くはシングルマザー。飲食店だが、夜遅く働く必要がないように9時から5時までの勤務となっている。そのため、お店が開く時間は1日3時間のみという。他の時間は片づけや仕込みの時間ということだ。
子どもたちが100円で食べられるのは毎週土曜日。オーナーは、もっともっとこのような子どもたちやシングルマザーを助けるようなお店を増やしたいと考えており、フランチャイズで運営に参加するオーナーを募集中だ。
Source: nishinippon(西日本新聞)