2002年のソルトレークオリンピックで歌ったコーラスが始まりのアメリカ、ユタ州のコーラスグループ『One Voice Children’s Choir』は、アメリカで今一番注目されているこどものコーラスグループです。
『One Voice Children’s Choir』の活躍ぶり
NPO法人が運営するこのコーラスグループは、現在、4歳から18歳までの140人のこどもたちが所属、これまで500人にのぼるこどもたちが参加しています。
ジョンレノン国際音楽賞や州の音楽賞など数々の賞を受賞しており、2014年に公開された、デイズニーの「Let it Go」をカバーした音楽ビデオでは、多くの人々がそのハーモニーに魅了されました。
イギリスのミュージシャン、アレックス・ボイエとともに出演したこの動画は、バイラルメデイアで60万アクセスを超えるヒットとなり、2014年に出演したアメリカのタレント発掘番組「America’s got Talent」では、ベスト4まで進出しました。
「America’s got Talent」での子どもたちの一生懸命なコーラスは、鳥肌が立つほどの盛り上がりでを見せました。しかし、いい評価をしない審査員もおり、アメリカで認められることの厳しさを教えてくれているようです。
Burn(「America’s got Talent」でのコラース)
Let it Go(「America’s got Talent」でのコーラス)
デイレクター MASA
『One Voice Children’s Choir』を率いるのは、コーラスグループのデイレクターであるマサ・フクダ氏。アシスタントデイレクター、セセラ(Anne Cecala)氏とともに、コーラスの指導を行なっています。
フクダ氏は作曲や編曲・音楽ビデオ製作など数々の有名アーチストとともに手がけるプロデューサー。日本で生まれ幼いころから音楽を学び、16歳でアメリカに渡りました。
10歳で国内の作曲コンクールで入賞してから音楽の道をつき進んだフクダ氏は、大学を卒業した2002年、ソルトレークオリンピックにおいて、自らが作曲した音楽が公式曲として採用されその才能を開花させることとなったのです。
One Voice Children’s Choirのこどもたちはフクダ氏を「Masa」と呼び、全幅の信頼を寄せているようです。フクダ氏の指揮で歌うこどもたちの生き生きとした表情をご覧ください。
Glorious
フクダ氏が率いる『One Voice Children’s Choir』は、ウエイテイングリストが作られるまでに人気となり、現在は、入会するためのオーディションが行なわれ、合格しないと入れないシステムになっています。
ここからプロの歌手に育っていく人も数多く出ているとのことです。
※バイラルメデイアで60万アクセスを記録した「Let it Go」はこちらをご覧ください。
Source:onevoicechildrenschoir、DESERETNEWS
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