ミシガン州の小学校に通う10歳の少年は、2年前の8歳の時でした。お昼のランチの時に友人が給食費を払っていなかった為に、温かいランチをもらえず、チーズサンドイッチをもらっている様子を見て衝撃を受けた。
少年の名は、ケイデン タイパラス(Cayden Taipalus)くん。友達に起きた出来事に衝撃をうけたケイデンくんは、家に帰ると母親にランチのときのことを語った。そして、なんとかしてこのようなことが起きないようにできないものかと尋ねた。
少年が始めた募金活動
そして、母に手伝ってもらいインターネットのクラウドファンドにページを掲載するほか、自分自身で親戚や友人、近所の人々に寄付を呼び掛け、友人のランチ代を集めるという活動を行った。
さらに、自分自身でもリサイクル店に出向きお金を作り出そうとした。
そして、友人のランチ代を見事払ったのだ。
あっという間に集まった募金
ケイデンくんが立ち上げた募金のファンドは、その後ほどなくして7000ドル(70万円)を集め、300人以上もの生徒を助けた。
そして、二度と温かいランチが食べられないという事態が起きないよう、募金活動を続ける決心をした。
母親が我が子のパフォーマンスに驚いたばかりか、ケイデンくんの学校、チャランガー小学校のすべてのスタッフが驚いたのだ。
ちいさなことが大きなことに発展し、何百人もの生徒が温かいランチをもらえるようになったのだ。
その後、募金活動はどうなった?
あれから2年。今年の9月には36931ドル(369万円)という額に達している。
少しだけ大人っぽくなったケイデンくん。どこかしらビジネスマンの風貌を感じる。