マレーシアの学校が日本の給食当番を絶賛!人間形成にも役立つ

ランチといえばカフェテリアのスタッフが、お皿に盛り付けてくれる欧米のスタイルは、日本では高校や大学では行われているが、ほとんどの小中学校では給食方式のため、各教室で生徒持ち回りで行う給食当番が給仕をする。

この給食当番スタイルをマレーシアの学校が教育のために取り入れたというのである。エプロンに帽子、マスクという出で立ちで給仕をしている生徒たちは、まさに日本の給食である。

マレーシアの学校とは

採用した学校とは、マレーシアのグリーンヴューイスラム学校。2010年にマレーシアの教育の質をあげたいという思いを持つイスラムの教授たちが作った学校だ。開校した年は教室は1つだけでわずか4人の生徒に6人の教師だけであったが、1年後には生徒数100人近くに膨れ上がったという。2012年には、環境の良い場所に立つ商業ビルの中に移設し、生徒は静かで平和な環境で学んでいる。

2016年4月、グリーンヴューイスラム学校は、給食に日本の方式を採用したことをブログで発表した。給食の時間もそれぞれの役割を責任を持って果たすということを学ぶということである。場所のセッテイング、掃除、食事の給仕などランチタイムをスムーズにするための仕事全般を生徒が持ち回りで行う。日本の給食当番スタイルを持ち込んだのである。

ランチタイムが人間形成の学習に

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教室で食べる日本と違って、食事用の部屋が別にあるのは海外らしさが残るところだが、ランチタイムの間でも貴重な学ぶ機会となっているのは共通だ。教師たちは、給食当番スタイルによって知らず知らずに責任感を養い人格形成に役に立つと喜んでいるということだ。

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教師も絶賛、日本の給食当番スタイル

給食当番スタイルを採用して一番良かったことは、何よりも子どもたちが生き生きと楽しんで役割をこなしていることだという。

こんなところにも日本文化があったということを改めて教えられる話である。確かに給食当番や掃除当番などは日本独自のものかもしれない。責任を持って役割をこなすだけでなく、協調性も学ぶいい機会ではないだろうか。

 

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Source: greenviewschool

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