非合法な児童労働による生産品は、私たちの身の回りに溢れている

私たちの身の回りにあるものが、子どもたちの労働によるものだということを私たちは知らされない。コットンシャツ・砂糖・チョコレート・ダイアモンド・金など多くのものが奴隷労働者や貧しい家庭の子どもや親を失った子ども達によって生産されている。

米国労働局の2005年の報告書では、136品目が世界74カ国で国際条例に違反し強制労働や児童労働によって生産されている。2014年の国際労働機関の調査では、2,100万人の強制労働者が存在し150億円の非合法的な利益を得られているということである。そのうち児童労働が存在する国の数は68カ国にのぼる。

国際労働機関(ILO)は、1973年に労働者の最低年齢についての条例を採択し、1999年以降児童労働に対する対策会議を開くなどの努力を重ね、2008年に2億1500万人存在した児童労働者は、2012年には1億6800万人まで削減された。しかしながら、危険な現場で働いている子どもたちが、そのうち85万人も存在するということである。

米国政府機関がまとめたリスト

児童の労働によって生産している品目 

sponsored link

スーパーで、輸入商品を購入する際に生産国を見ても、それが子どもたちが収穫したものであること、危険を冒して収穫しているものであることは消費者には知らされない。私たちにできることは、買わないことなのだろうか。子どもたちを救うのは大人しかできない。

Children labor for stones 石を運ぶ子どもたち
Child labors collecting cocoa カカオを収穫する子どもたち
child labor making bricks レンガを作る子ども

 

Child labor for fish 魚の選別をする子どもたち

Source: dol.gov

sponsored link
最新情報をチェックしよう!