アメリカのとある高校に通う女子高生が、メイクをして学校に行き担任教師に発見されて、メイクを落とすよう命じられました。その女子校生は、とてもショックをうけたというのです。そもそも、多くの高校生がメイクをしたがるのはなぜなのでしょう。
アメリカの高校でも化粧禁止
アメリカなど海外のハイスクールのドラマでは女子生徒は普通に化粧していて、大学生のように大人っぽい女子が登場するのですが、アメリカの高校でも校則でメイクを禁止となっているようです。
インターネットで意見を求めた結果
化粧を落とすように命じられた女子校生は、顔の肌に自信がないことで、メイクを落としたあと自信を喪失したのだそうです。そして、納得のいかない女子校生は、メイクをして学校に通学することの賛否をインターネットの議論するサイト「Debate」で意見を求めました。
その結果、なんと賛成が70%を越えているのです。投票している人々は、興味のある女子校生の意見が多数となっているようで、多くの女子が化粧をしたがっていることがわかります。
賛成の多くの理由は、素肌でいるとニキビの問題もあり自分に自信が持てない。メイクをすると他人の目が気にならず安心して物事に集中できるなど。共通しているのは、異性の目を気にしてという理由でないという点です。
一方、反対の理由は、大人ではないので必要ない。お化粧品を自分で働いて購入できるまで待つべき。また、通っている高校では、女子生徒の約半分が化粧をしているので、化粧をしていない自分が落ち着かない、みんなやめてほしいというような意見もありました。
メイクは仕事効率をあげる
ニューヨークタイムズ紙が2011年にアメリカ経済学会の調査に基づいて発表した記事によると、メイクをしている女性は、ノーメイクで働く女性に比べ30%仕事ができるとのことです。
その理由は、メイクをすることで、女性は自分に自信を持つためだとのことです。
賛成か反対かの意見でもやはり、自分に自信が持てるというのが多数を占めていることから、仕事と同じように化粧をした方が勉強にも集中できるのかもしれません。
日本の女子校生はどう?
日本のほとんどの高校でももちろん、化粧をしていくのは禁止となっています。女子校生が、化粧をすると不良少女のように思われがちです。制服に真っ赤な口紅は実際似合うとは言い難いですが、女性が会社で仕事をするときに業務内容や環境に合わせた服装やメイクをするのと同様に、高校生らしいメイクができればいいのかもしれないですが。
ところで、20歳を超えた生徒が多く通う定時制高校では、ほとんどが私服Okで、仕事と掛け持ちしている生徒が多いので、メイクも大丈夫だそうです。化粧をどうしてもしたい場合は、定時制という選択肢もあるのかもしれません。
そもそも肌に自信がないのであれば、日焼け止めやファンデーションだけなら目立たないのではないのでしょうか。つけまつげやアイライナーなどはご注意ですね。
Source: buffalonews 、debate
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