子どもの感性は、環境に影響されるといわれます。色のセンスやデザインへの感性は、学校で学んで身につくものではありません。
高級なものに囲まれた環境を作るというのではなく、色や飾り方など工夫ひとつで、感性あふれる空間演出をしている参考になるインテリアを集めてみました。
パステルクレヨンのグラデーション
無地の淡いブルーグリーン・ピンクやホワイトをベースにし、クレヨン色をカラフルに並べたようなデザインです。ピンク系のパープルを中心色にグラデーションをつけているのが特徴です。
レトロ調の水色がポイントのインテリア
刺繍用の枠にさまざまな生地をアレンジしただけですが、枠の大きさのバランスや生地の色や柄の選び方がベッドヘッドと一体感を感じさせます。
パッチワークの手作り感たっぷり
こちらも刺繍枠を使ったデコレーションで壁面を飾っています。ピンク色が少々強いふとんカバーの色ですが、他にもさまざまな色を加えることで、部屋全体のバランスをとっています。
可愛いと思って購入したベッドカバーや布団カバーがしっくり来ないなと思った時に、壁のデコレーションに色を加えることで落ち着くかもしれません。
大きめの壁飾りで白い壁を明るく
大人の部屋は、壁面に絵画を飾ったりすれば簡単ですが、子どもの部屋の壁はそうはいきません。こちらは、布を使って手作りしたボードや紙で貼り合わせた文字など、子どもらしさいっぱいです。配色を似たようなものに合わせるのがコツです。ピンクと薄い黄色をメインにし、カラフルな色のしましま柄がアクセントになっています。
トレイが壁飾りに変身
金属のトレイを壁に貼り付けて掲示板のように使っています。お絵描きしたものなどをマグネットで留めるだけですが、マグネットも飾りになって楽しい印象です。
ナチュラル感いっぱいのベッドルーム
DIYで手作りしたようなナチュラル感がおしゃれ。男の子でも女の子でもいけそうな雰囲気です。雲や星の形のクッションが子どもらしく、壁に飾られた雲も遊びっぽさがあります。
草木模様をハイセンスに取り入れる
ベッドヘッドの草木と鳥の模様にピンク・水色・黄色の配色が絶妙です。それぞれのクッションの模様は様々で、形もバラバラなのにまとまって見えます。
床も壁も白、ベッドのメイン色も白という白を色柄に負けないくらい使うことがポイントです。壁の鳥も手作りのようです。ちょうちん型の照明も模様があることでおしゃれさ倍増です。
イケアのキッズチェアで遊び空間
イケアの家具は、個性的で自己主張が強いのですが、このお部屋ではインテリアの構成の一部になっています。よーく見るとあちらこちらにイケアの家具があることに気がつくオリジナリティーあふれるお部屋です。
子どものお絵描きがメインのデコレーションになっています。どんな絵を描くお子さんかによってお部屋の印象が変わるのでしょう。
窓辺をお花で飾る
子ども部屋に植物を飾ることはあまりないですが、手作りのこのような花なら窓辺が華やかになりお部屋も明るくなりそうです。
お部屋のデコレーションは、子どもの成長によってどんどん変わっていきます。壁のクロスや床を張り替えたりすることなく、デコレーションだけでほんのすこしの工夫でイメージチェンジできます。お子さまと一緒に飾るのもいい思い出になります。ぜひこの中から気に入ったアイデアをお子さまの部屋に取り入れてみてください。