モンテッソーリ教育の起源については、たくさんの文献に記載されているので、ここでは省略し、役立つ情報をシンプルにお伝えしたい。
モンテッソーリ教育に興味のある人はたくさんいると思うが、通える距離にモンテッソーリスクールがない。もしくは、経済的理由で通わせられないという方に是非参考にしてほしい。
モンテッソーリ教育は、基本の教育理論を理解すれば家庭でもできるということ。
さまざまな資料の中で、より端的にわかりやすく説明している動画を見つけたので、動画の内容をベースに紹介したい。動画で紹介しているのは、初等教育の教員免許を持つイギリスのアミ-さん。
アミ-さんの端的な説明は、思わずわが子の教育にも取り入れたい。また、家庭でもできそうに思わせる内容だ。モンテッソーリ教育法を語ったこむずかしい文献を読む時間があるならさっそく実践してみよう。
1 Respect for the Child
_子どもの意思を尊重することが大切である
子ども自身の興味を探求し、発展させること。大人が決めて与えたり指示するのではなく、子ども自らが選ぶことが重要であるという考え。
子どもが遊びや何かに集中しているときに、教師がそこに立ち入り、おもちゃなどを渡すなどで邪魔しないこと。
例えば、子どもが積み木でタワーを作ることに夢中になっているときにランチの時間ですよ。などと遮ることはよくない。遮ることは子どもの意思を尊重しないということになる。
そういった場合、子どもの遊びを遮るのではなく、もうすぐランチですよ。遊び続けたいならそれでもいいよと声をかけるというもの。
マリアモンテッソーリの時代20世紀初頭は、そのような考え方は一般的ではなかった考えだ。
2 The absorbent mind
_子どもは自分で吸収するということ
子どもは生活の中の経験を通して自然に、吸収して学んでいくものという 考え。
マリア・モンテッソーリによると、子どもは、生まれてから6歳までの間に与えられた環境のなかで自然にスポンジのように吸収していくというもの。Quated:Step By Step
3 Sensitive periods
_子どもの成長の過程で、それぞれの発達の時期があるということ。内容は5種類に分けられ、理解することで、子どもをよりサポートできるようになる
5つのSesitive Prioriod 出典..WIKIPEDIA
4 The prepared environment
_子どもの手の届くところにおもちゃなどを用意された環境であること
棚に何もなければ自発的に遊びの行動を起こすことはできない。子どもが届かない棚の高い位置におもちゃがないか気を付けよう。
Image by TED× Talks
5 Auto-education
_自ら学ぶ
モンテッソーリは、子どもというのは探検や興味を通して自分で学ぶことができると考える、そのためには、教師はその環境を整え、子どもがいつでもアクセスできるようにする必要がある。
教師が教えたり何をしなさいと指示するのではなく。子ども自身がみずから学ぶこと。
サポートはもちろん必要だが、基本的なモンテッソーリの考えは、子ども自身が自分で学べることを尊重すること。
その他
ミックスエイジ:モンテッソーリスクールでは、クラスは年齢ごとに分かれていないミックスエイジとなっている。年齢の小さい子どもは大きい子どもに学ぶことで、ソーシャルスキルを身に着ける。これは、家庭でも兄弟姉妹の間でできそうなこと。
木のおもちゃ:おもちゃは木製。プラスチックではない。また、木のおもちゃには色がないナチュラルな色のもの。気が散らないように色がないのだという。
一緒にはたらく:ランチの後かたづけは一緒に行う
Sourse: Amyさんの動画はこちらです。 “>What is Montessori Education? The Montessori Method