コロナ禍で子どもの肥満急増 アメリカの5歳から11歳が顕著だと発表

コロナ太りは大人だけではなかった。米国医療協会誌の記事によると、パンデミックによるロックダウンの期間に5歳から17歳の子どもたちに体重の増加が見られ、そのうち5歳から11歳が特に顕著だったと発表した。よく食べよく遊ぶ生活スタイルが体重の増加をもたらしたとも考えられている。

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調査で明らかになったこと

カイザーパーマネンテ(Kaiser Permanenteアメリカ合衆国の三大健康保険システムのひとつである健康維持機構)の調査チームによると、カルフォルニア南部において、5歳から17歳の約20万人のデータを集計した結果、2019年3月1日から2021年1月31日までの間に肥満現象が全般的に見られた。

 

年齢別の体重増加は下記の通り

5歳から11歳の平均体重は、5.07ポンド(2.2Kg)増加

12歳から15歳では5.09ポンド(2.3Kg)増加

16歳から17歳では2.3ポンド(1.04Kg)の増加

専門家は、5歳から11歳児にとって5ポンドの増加はかなり大きく、その原因の調査までは行っていないが、新型コロナのパンデミックによるロックダウンで、自宅にこもっていたことによる肉体的なインパクトがこれほどまでであったことを物語っていると見ている。

 

体重増加の健康への影響はどうか

大人同様に子供でも体重の過度の増加は、高血圧やコレステロールの増加、心血管疾患の前兆にもなりかねないという。睡眠の間に呼吸器不全や不眠、糖尿病やうつ病にもなる危険性もあり、体重の増加は肉体的にもメンタル面、感情面でも影響が出てくるという。

 

しかしながら、無理に体重を減らすよう働きかけるのはよくない。ストレスから将来的に体重の増減を繰り返す摂食障害などの問題を抱えるようになってはいけない。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)では、オンラインによるBMIなどの子どもの健康状態についての検査を行うことができるが、子どもの成長は様々なため、役には立たない。少し他の人よりも体が大きかったとしても、自己嫌悪に陥らないよう周りがサポートしバランスを保てるようにすることが大切だ。

 

Cheesy Pepperoni Pizza Image by unsplash

 

パンデミックが落ち着いたときに保護者は

新型コロナのパンデミックは、特別な事態であったことを考えれば、元の生活に戻ることができれば落ち着いてくるのではないかと専門家は見ている。それでも、子どもの肥満が顕著となれば、是非医師に相談してほしい。

食生活を見直すと同時にハイキングや体を動かす行動を親がとることで、子どもも一緒になって健康的な生活を取り戻すことが考えられると専門家は語っている。

やはり、よく食べよく遊ぶことが子どもにとっては大切ということらしい。

SOURCE:verywellfamily