友達ができない大学生 米国でも過半数がうつ病や不安障害を抱えていた

友達ができない大学生の問題は日本だけではなかった。過去1年間、孤独感を抱える大学生は過半数を超え。ホームシックや不安障害、うつ病まで。

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アメリカの大学生のうち過半数が孤独を感じている

アメリカの大学健康協会が48,000人の学生を対象に調査した結果によると、女性のうち67%男性でも54%の学生が過去1年間に孤独を感じたと答えた。大学生活において孤独を全く感じていない学生はわずか20%であった。

 

調査に回答した学生によると、不安が襲い掛かるだけでなく、将来への絶望感を感じ、12%の学生が自殺さえ考えたと語った。

ペンシルバニア州立大学のメンタルヘルスセンターの調査では、鬱や不安障害の学生の数が増えており、学生の6割が不安を抱えており5割近くが鬱症状であるとのことだ。

一方、UCLAの高学歴調査研究所においても同様の結果となり、12%の学生が過去1年間に鬱病のような症状に陥っており、35%の学生が不安障害に悩まされていた。そのほか14%の学生は、大学に相談ができればいいと思ったことがあると答えている。

 

人間関係や自尊心、社会への不安などすべて孤独に結びつく問題であり、大学側は高い関心を寄せ、多くの学生が大学のメンタルヘルスサービスを利用している。アメリカ全土において大学生のメンタルヘルスは共通の問題となっている。

孤独の原因とは

孤独の原因は、友達ができないからということだけではない。多くの友達に囲まれていたとしても関係が希薄であることにより、孤独感は薄まらないという。

ソーシャルメディアは、人と人とのつながりを約束する一方、そのテクノロジーが一部の学生にとって大学に適応することを難しくしているの現状だ。例えば、すでに関係性ができているところでは計画を進めるのは簡単だ。しかし、関係性ができていない場合においては、孤独を増幅するだけになる。

アメリカの予防薬学の研究によると、ソーシャルメディアを利用することが社会の孤立を生むという。ソーシャルメディアを頻繁に利用する若者のほうがより孤立感を感じるということが研究結果で明らかになっている。

大学生が、寮にこもってソーシャルメディア上の仲間との交流や、さらに、オンラインゲームやネットフリックスなどに夢中になることも周りとの関係構築の機会を減らす原因となっている。

寂しさのもう一つの要因は、大学に対する期待と現実とのギャップによるものも大きいという。

 

孤独を抑制するには

孤独を解消するためには、なるべく大学に通い、さまざまな活動に参加することだ。一部の学生にとっては大変かもしれないが、研究によると、多くの活動に参加する方が学業の成績が上がるという。内向的な学生にとっては、大変なことかもしれないが、目標を持って少しでも近づくよう努力することが肝心なのだという。

たとえば、それぞれの授業で少なくても一人に話しかけ、カフェテリアで週に1度か2度誰かに声をかけることも重要だ。

お互いに考えていることや感じていることは同じであり、誰かが行動することが大きな助けになるのだ。高校と違い大学は、顔見知りの友人がいない世界のため、新しい友人をつくるいい機会でもある。

思い切って打ち明けてみよう

お互いが孤独なのは自分だけだと思うかもしれない。でも誰かが思い切って打ち明けることは大切。孤独な気持ちを打ち明けてみよう。

自宅にこもって、ゲームやSNSだけに興じていないで、大学に出かけるべきだ。

家族や地元の友人とのFACETIMEでの連絡も時には必要で、うまくバランスをとることが重要だ。

周りの人たちはみんな新しい友人を求めているということを忘れないでほしい。

そんな時家族はどうすればよいのか

親にとって、子どもが孤独と戦っているということを知ったら辛い気持ちになるが、孤独を感じるということは、家族や友人などもともと健全な関係から来ていることの表れであり、孤独を嫌うという事実は、友情や人間関係への要求だけでなく、新しいものを築く能力も示している。結局のところ、彼らが実家での安全と安心から離れたあとに少し孤独を感じることは理にかなっているという。

そこから学ぶ能力と大学のキャンパス何のリソースを活用し、どんどん参加し、孤立しないよう勧めてあげよう。

source:verywellfamily