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インド「泣きじゃくる児童婚の儀式」映像拡散で逮捕者も出る

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世界各地の貧しい地域でいまだに続く子どもの「児童婚」。インドもそのうちの1つだ。幼女が結婚式で泣き叫ぶようすが動画で出回った。実際の映像は、世界のメディアで取り上げられ再び注目を集めている。映像はこちら india forced marriage

集団結婚式は毎年行われている

映像の結婚式は集団結婚式である。何組ものカップルが炎の周りをまわる儀式だ。泣きじゃくる幼い女の子は、神父に叱られながら新郎に手を繋がれ炎の周りを引きずられている。新郎もまた11歳の少年。そのほかにも泣き崩れて動けない少女が親戚たちに体を支えられながら儀式を行うようすが映っている。

児童婚に反対する地元の団体「Saati trast」の代表によると、このような儀式がラジャスタンの辺りでは伝統であり、ヒンズー教で4月~5月頃の1年で一番の吉日であるアクシャヤ・トゥリティーヤに行われているという。ラジャスタンは、ニューデリーの西側にあるインドで最大の面積を誇る。パキスタンとの国境にあたる。

親、関係者が逮捕される

その後、この儀式に関わった大人数人が逮捕された。インドのニュースでは逮捕者が儀式に参加している様子が配信されたという。当事者である子どもの父親も拘束され、数名は今も逃走中とのことだ。

インドでは、18歳未満の女子、21歳未満の男子の結婚は禁止されている。この法律が施行されたのは2006年。施行されてあまり時間が経っていない。ユニセフの公表している数字によると、インドの児童婚の数は世界の3分の1であり、18歳未満の半数がその数字にあたる。

児童婚が減らない理由

児童婚を儀式として行う地方では、毎年の伝統行事として根付いているため、犯罪であるという住民の意識が低い。ひとつの伝統文化が結果的に児童虐待や性犯罪へと結び付いている。

地元警察もまた意識の低さに取り締まりが進まないという。

ユニセフの警鐘

ユニセフが警鐘を鳴らするのは、児童婚は幼い子どもたちに精神的に大きなダメージをあたえるだけでなく、子どもから教育の機会を奪い家庭内暴力の危険や妊娠のリスクを高める。

妊娠出産する数は、インドの15歳から19歳の妊娠出産する数は、6人に1人であり、母胎にも胎児にも大きなリスクがかかっている現状だ。

ユニセフによると、このまま児童婚問題が解決しないと、2030年までに1億人の子どもが犠牲になり、その将来を奪われることになると指摘した。
Source:independent、dailymail

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