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要注意!寝ている間に呼吸が100回も止まる身近な子どもの病い

アメリカの小児の耳鼻咽喉科学会の会報に睡眠に関する興味深い研究結果が掲載されました。扁桃腺炎やアデノイド肥大症を持つ多くの子どもは、炎症により気道が狭くなりやすく睡眠中に呼吸が数秒から数十秒間止まるというのです。

睡眠不足がもたらす多動症の現象

呼吸が一時的に止まる睡眠無呼吸症候群は、呼吸が止まると無意識に目が醒め気道を確保しようとするため何度も起きることから熟睡できないために、睡眠不足になりやすく翌日の体調に影響が出てくるのです。こうして学校では注意散漫になってしまい多動児のような現象になるという。大人の場合には、睡眠不足でからだが気だるいなどの症状を認識できるのですが、子どもは自分でコントロールできないのです。

睡眠障害は脳にも影響

睡眠無呼吸症候群により一時的に呼吸が止まるということは、その間脳に酸素が供給されないことを意味する恐ろしいことなのです。呼吸がとまる時間は少なくて数秒から数十秒に及びます。一晩で呼吸が止まる回数はなんと100回を超えるのだそうです。

手術後IQ・多動症が改善

子どもの身体の成長や情緒の安定にとって睡眠が大切なことは誰もが知っていることですが、睡眠はIQにも影響するというのです。研究者は、扁桃腺やアデノイド肥大症の手術を行った3歳〜12歳の147人に対し、手術前と手術後のIQを比較を行いました。術後6カ月のテストによると手術を行った全員のIQレベルが上がったというのです。

あまり重傷ではない児童でも均一に行動の改善が見られたとのことで、重傷でないからと放っておくべきでないということです。

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IMAGE by vishnuent 扁桃腺炎

アデノイド肥大症

IMAGE by vishnuent アデノイド肥大症

扁桃腺炎・アデノイド肥大症とは

扁桃腺炎は扁桃腺に細菌が入り込んで化膿するものですが、アデノイド肥大症も、喉と鼻の間にある咽頭扁桃(いんとうへんとう)というリンパが組織がはれるもので、双方に共通して睡眠時に気動が圧迫され呼吸がしにくくなるものです。お子様がいびきをかくようであれば、扁桃腺炎やアデノイド肥大症の影響と考えられるので、すぐに専門家を受診してみましょう。

 Reference; uofmhealth vishnuent

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