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女子校は女の子の将来にマイナスと唱える校長に批判殺到

女の子を女子校に通わせると成績は良くなるかもしれないが、のちに社会に出た時に男子との接し方がわからなくて苦労し大きなハンデになるでしょう。

これを唱えたのは、イギリスの名門ブライトン校の校長リチャード・ケアンズ氏。

女子ばかりはいじめの温床

ケアンズ氏は、子どもの頃に自然に男女共にコミュニケーションが取れる環境が重要であり、お互いの良い点を認め合ったり尊敬したりすることも大切。女子ばかりになることはいじめの温床になるし、男子ばかりの社会では、ラグビーの世界だけで十分な階級社会を作り上げる傾向にあるというのです。リチャード氏のこの考えは、independent school parentに掲載され、共学であるブライトン校の良さも同時に語り、その内容が大きな反響を呼ぶことになったのです。

多くの反論を呼ぶ

これに対し、女子校協会の会長キャロライン・ジョーダン氏がBBCニュース誌で反論。女子校の生徒は、共学に比べ優秀な成績を収めてきた。特に男子が得意だと考えられている物理学や数学ではトップの成績を収め、オックスフォードやケンブリッジ大学に進む女子生徒が多い。

男子との関わりについては、学校以外では兄弟や身の回りの男子との関わりがあるので、社会に出た時に困ることなどありえないと語っており、ケアンズ氏が、女子校や男子校などは時代遅れだと語ったことはナンセンスであると批判しました。

この他にも、ケアンズ氏の意見への反論が多く寄せられており、共学で過ごしたけれども男性とのコミュニケーションは苦手だという方や、女子校出身だが男性社会の職場で働いているが不自由を感じたことはないと言った反対意見ばかりが目立つ状況となっています。

PHOTO CREDIT: stepbystep

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男子校は最悪な研究結果

ところで、男子校はどうかといえば、数年前に調査研究により発表された興味深い内容があります。17,000人の大人の男性について調査した結果では、男子校に通った男性は、共学の学校に通った男性より離婚率が高いというのです。40代前半くらいまでに、うつ病を発症し、離婚やパートナーとの離別に至る割合が高いのだそうです。この調査によると女子校に通った女子の場合には離婚率への影響は見られないということです。

日本では東大に進学させたいならどうする

2015年の東大合格者数の高校別ランキングでは、トップ10のうち8校が男子校・女子校が占め、20位まで見ても7割を占めるというのです。そうなると、特に男子の場合には、成績重視か社会性重視かの厳しい選択が攻められるということです。

ケアンズ氏の言うように、性で学校を分けることはオールドファッションというのは一理あるのかもしれません。日本では少子化の影響で女子校・男子校が共学に移行する高校や大学がこの数年増えているのが実情です。

SOURCE;  BBCindependentpresident

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